🌬 米国呼吸療法士(RT)とは?|Respiratory Therapist in the U.S.
ALOHA!そしてごきげんよう!
このページでは、私がアメリカ・ハワイで実際に働いている**呼吸療法士(Registered Respiratory Therapist:RRT)**についてご紹介します🫁
日本ではあまり知られていないこの職業ですが、アメリカでは医師や看護師と並んで医療現場に欠かせない存在です。
📌 呼吸療法士ってどんな仕事?
呼吸療法士は、呼吸に関する専門的なケアを提供する国家資格の医療職です。
主に病院内で以下のような患者さんに対応します:
- 人工呼吸器を使用している患者
- COPD(慢性閉塞性肺疾患)や喘息の方
- ICU(集中治療室)の重症患者
- 新生児〜高齢者まであらゆる年齢層
呼吸器だけでなく、心肺蘇生、酸素療法、気道管理などにも関わり、医師・看護師と連携して命を支える仕事です。
🎓 資格と教育
米国でRTになるには、通常2年制の専門課程(Associate Degree)を修了し、
その後国家試験(NBRC)に合格する必要があります。
取得後は「RRT(Registered Respiratory Therapist)」として認定され、
州ごとのライセンス(例:ハワイ州免許)も必要になります。
🏥 実際の勤務スタイル
勤務先は:
- 総合病院
- NICU(新生児集中治療室)
- リハビリ施設
- 在宅医療 など
私自身は、ハワイの病院とリハビリ施設で12時間シフト/週3〜4勤務を基本に働いています。
夜勤・休日勤務もある分、給与は安定してやや高めです💵
💬 やりがいと大変さ
🌟 やりがい
- 重症患者の呼吸が安定する瞬間に立ち会える
- 医師や看護師と“チーム医療”を実感できる
- 人工呼吸器の設定など、技術的にやりがいあり!
😮 大変な点
- 12時間シフトの体力勝負
- 緊急対応やICUでの判断力が求められる
- ライセンス更新など勉強も継続的に必要
✈️ 海外でRTとして働くには?
私はOPTビザからスタートし、現在は国際結婚を経てグリーンカード申請中です。
ビザや就労許可などは専門的な知識が必要なので、
「RTとしてアメリカで働きたい」と考えている方には、実体験に基づくアドバイスもブログで発信中です。
🌈 最後に
呼吸療法士は、日本ではまだ珍しい存在かもしれませんが、アメリカでは誇り高く働ける専門職です。
患者さんと直接向き合い、命を支える現場の最前線で日々奮闘しています。
少しでも「RTって何?」「働いてみたい!」と思った方の参考になればうれしいです☺️